精神性発汗のメカニズムと潜在意識の関係 - 脇汗110番
こんにちは。脇汗ワキオです。
今日は、精神性発汗の話をするよ。
ちなみに、「精神性発汗」っていう言葉を聞いたことはあるかな?
これは脇汗で悩んでいるワキオや、多汗症、わきがの人なんかにも関係の深い言葉なんだ。
どういうことかというと、普段家でリラックスしてるときは、さすがのワキオも脇汗をかくことは少ないんだけど、人と話したり、混んでいる電車に乗ったりすると、脇の下にどっと汗をかいたりする。
自分で汗をかいたことはわかるから、
- シャツに汗染みができてないだろうか?
- もし汗染みができちゃってたら、それは目立ってないか?
- まわりの人に変に思われてないか?
- 脇臭くなってないか?
なんて、いろいろと気になっちゃうんだ。
これ、典型的な精神性発汗だね。
精神性発汗では、自分では意識していないつもりでも、心の奥の潜在意識では、なにかしらの「不安」や「緊張」を抱えていることが多いんだ。
脇汗にかぎらず、からだが汗をかくってことは本来自然なことだし、健康的なことだと思うんだ。でも過去に恥ずかしい思いをして、たくさんの汗をかいてしまった経験や、その汗を指摘されて嫌な思いをした経験とかが、潜在意識に焼き付いちゃっているんだね。
精神性発汗では、無意識のうちに意識が脇の下に行きがちになる。
つねに脇の下が湿っていないか、汗ばんでいないか、汗ジミができていないかが気になっちゃう。本人は意識していないつもりでもね。
これは心にとったら、ずっと脇の下に意識を集中している、ものすごい緊張状態なんだ。
汗をかくほど意識は脇の下に集中し、意識すればするほど、余計に汗をかいてしまうという悪循環になる。
精神性発汗の場合には、この悪循環を断ち切ることが一番大事だね。
つまり精神性発汗をひきおこした不安を取り除くということ。
緊張したり、暑かったり、辛いものを食べたりして発汗するのは自然なことだよね。
普通のことなんだから、その汗を無理やりに押さえ込もうとしない。汗をかくまい、汗を止めてやろうとして意識するほど大量の汗をかいちゃうんだから。
精神性発汗で悩んでいる人は、汗をかいたことを責めないで、もっと自分を、自分の体をいたわってあげようね。
精神性発汗の場合は、「汗をかくまい、汗をかくまい…」とすることは逆効果だっていうのは、
よく言われることだけど、潜在意識に深く関係してることだから、こういうアプローチが効果的みたいだよ。